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もっと効果的なのぞき見対策を!プライバシーフィルターと顔認証のぞき見ブロッカーを組み合わせよう

皆さんは、第三者からPC画面をのぞき見されないようにするツールというと、何か思いつくものはありますか?

顔認証のぞき見ブロッカー、その通りです。
しかし、以前から一般的に使われてきた物理的なツールとして "プライバシーフィルター" があります。スマートフォンの画面に貼り付けている方も多いですね。

今回はこのプライバシーフィルターと顔認証のぞき見ブロッカーを組み合わせ、より効果的なのぞき見対策を実現する方法をご紹介します。

※ ラックでは「顔認証のぞき見ブロッカー」の提供を現在終了しています。

プライバシーフィルターと顔認証のぞき見ブロッカーのメリット・デメリット

顔認証のぞき見ブロッカーをお客様に紹介すると、「類似ツールは何かありますか?」という質問をいただくことがあります。そういうとき、プライバシーフィルターの話をしています。
ポイントは「類似ツール」なのですが「対抗製品」ではないということです。

ここでプライバシーフィルターのメリット・デメリットを整理してみましょう。

プライバシーフィルターのメリット

  • 価格帯にバラつきはありますが概ね3千円前後で購入できる
  • 画面に貼り付けるだけで簡単に使い始められる
  • 製品によってはブルーライトカット機能を備えている

プライバシーフィルターのデメリット

  • 使う/使わないが利用者本人に依存してしまい利用の徹底が困難
  • 簡単に外せてしまうため離席時や故意、悪意には無力
  • のぞき見されてしまった際の記録が残せない

プライバシーフィルターを使用したPCとスマートフォン

安価で簡単に使えるのがプライバシーフィルターのメリットですが、取り外すのも簡単という点で管理者は不安要素が大きいように感じます。では、同様に顔認証のぞき見ブロッカーのメリット・デメリットはどうでしょうか?

顔認証のぞき見ブロッカーのメリット

  • アプリケーションで制御するため、事前に設定した内容での利用を徹底できる
  • のぞき見された際のログを保管できる
  • 管理コンソールにて一元的な管理が可能

顔認証のぞき見ブロッカーのデメリット

  • 監視範囲がカメラに依存しており、カメラの画角の外側からの脅威には無力
  • 安価だが、プライバシーフィルターよりは高め

プライバシーフィルターのデメリットを打ち消す一番のポイントは、のぞき見された際のログを保管出来る点です。何かあったときのログが残せるというのは、管理者も利用者も安心して働ける環境を構築する上で必須要件ではないでしょうか。逆にデメリットは、監視範囲がカメラ性能に依存してしまう点です。以前掲載した新幹線内の検証記事にもこんな件がありました。

斜め後ろの席、降車が多い駅の手前で、のぞき見についてのリスクが高まることを感じつつ、一つ席を空けて隣に座っていた上司にそのことを話すと、
「僕の席からは丸見えだよ」と一言!

思わぬ伏兵です。
そこで、広い範囲を映すことができる広角レンズを取り付けてみることにしました。
「あ、映ってる!(検知される)」

斜め後ろの席に座られている方の顔が認識されました

本当に危険な人は、隣の席(隣の隣の席)にいるんですね。ショルダーハッキングなんて言うから、肩越しばかりを意識していました。隣の席となると、パソコンのカメラでは、画角が十分ではありませんでした。また通路を挟んだ隣の席は、広角レンズでも検知できませんが、見られる可能性は否定できません。

これはカメラの画角の問題で、広角レンズによって監視範囲が広がり、のぞき見を検知できるようになったという例です。もしかしたらこのケースは日常の中でも多いのかもしれません。

プライバシーフィルターと顔認証のぞき見ブロッカーを組み合わせ、より安全なテレワークを

3回目のワクチン接種も進んで行動様式に変化が見られるようになりました。テレワークといえば在宅勤務が主流でしたが、これからはコワーキングスペースや移動先での業務が増加していくのではないでしょうか。すなわち、第三者の目が多い環境で仕事をする機会が増えてくるということです。そのような環境でも会社としては社員が安心して、場所に関係なく、利便性を損なわず、自由に働けるようにするための取り組みが必要になってきます。

そのために、今回はプライバシーフィルターと顔認証のぞき見ブロッカーのそれぞれのメリット・デメリットを改めて考えてみました。顔認証のぞき見ブロッカーは高機能なうえ、利用者側での設定などは不要、管理者による一元的な管理ができる使いやすい製品です。マスク着用にも対応しており、利用者がマスクを着用している状態でも本人確認ができます。しかし、顔認証のぞき見ブロッカーではカメラの画角の外側からのぞき見されてしまうと対処ができません。

では、その問題を解決する対策は何でしょうか。
そうです、プライバシーフィルターです。

横からののぞき見に対して物理的に見えなくなり、貼り付けたままにしておけます。
もちろん、新幹線で一つ席を空けて隣に座っていた上司からののぞき見にも対応できますね!

顔認証のぞき見ブロッカーとプライバシーフィルターの対象範囲

一見すると対抗製品に見えるかもしれない二つの製品ですが、組み合わせて使うことでより安心・安全な環境での業務が可能になります。プライバシーフィルターを利用している皆さんも、そうでない皆さんも、この機会に顔認証のぞき見ブロッカーも検討してみませんか?トライアル可能な製品ですので、試してみたい方はぜひラックまでご連絡ください。

※ ラックでは「顔認証のぞき見ブロッカー」の提供を現在終了しています。

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