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これからAWSのクラウドプラットフォームを使っていきたいと思っている方、何から勉強していけばよいか迷っていませんか?また、使い始めてはいるけれどもっと活用方法など情報収集の幅を広げたいと思っている方もいるかもしれません。企業の基幹システムのクラウド移行はいまやインフラ屋さんにとっては最大の関心事と言えます。
そんな方へお勧めしたいのが米国ラスベガスで開催されるAWSのグローバルカンファレンス「AWS re:Invent」です。
この記事では、関心はあってもこれまでクラウドに関わったことは無い方に向けに、インフラ屋の私がこのイベント参加で得られたことと、驚きの体験をご紹介したいと思います。
(本記事は、執筆当時(2020/1)の情報であり、掲載日時点での海外渡航を積極的に推奨するものではありません。)
なぜ「AWS re:Invent」に参加することになったのか?
私の普段の業務はシステム基盤構築で、多くがオンプレミスのシステムです。世の中がクラウドの活用を本格的に進め始めた2015年当時は、クラウドを活用したシステム提案の機会はほぼ無く、話題にすらあがりませんでした。しかし、クラウドへの移行が進むであろう将来を見据え、東京で開催される「AWS Summit」に参加しながら情報収集をしていました。
そこから数年たった現在は、お客様からクラウドを活用したサービス提案や機能検証の要望を多くいただくようになり、お客様のニーズに応えるために新サービスや事例の理解が必要不可欠と実感しています。そんな折に、本場米国で開催される「AWS re:Invent 2019」参加のお話をもらい、二つ返事で参加を決定しました。
参加者をAWSに熱狂させる仕掛けとは?
8回目を迎えた「AWS re:Invent 2019」、ラスベガスを丸ごと飲み込むほどの巨大なイベントで、全世界からの参加者は約65,000人(うち日本からの参加者約1,700人)にものぼります。
複数のホテルで絶え間なく続くセッションを、シャトルバスで移動しながら受講しに行くというスタイルは、日本で経験することは無いでしょう。あの煌びやかなラスベガスの街全体がAWS色に染まり、参加者は強引に興奮のるつぼに放り込まれます。予定されているセッションは、タイトルを見るだけでもワクワクするものばかりです。
さて、米国企業のイベントと言えば、基調講演でしょう。AWSのCEO Andy Jassy氏の基調講演は、AWSが実現するシステム開発環境、そして企業の成長にAWSのクラウドサービスがどのように貢献するのかを、わかりやすく具体的に説明されていました。言葉での説明だけではなく、音楽や映像が効果的に使用され、会場にいた人に有無を言わさぬ説得力で訴えかけてきます。これが、ビジョンを語る経営者のパワーなのかと圧倒されました。
さらに度肝を抜いたのが、ゴールドマンサックスCEOのDavid M. Solomon氏が、MCを務めていたことです。いったい誰がイベント進行役を彼が担うと想像したでしょうか。これが米国流のキャスティングなのでしょうか。強烈に関心を引き寄せるキャスティングやアーティストのライブのような演出で会場にいる人たちを熱狂の渦に巻き込んでいきます。これは現地でしか得られない驚きの体験だと思います。
ここでしか得られない最新情報とは?
セッションはクラウドのあらゆる技術に及びます。今回のイベントで、インフラストラクチャ、コンテナ、ストレージ、データベース等のサービスでアップデートが発表され、熱狂的にエンジニアの支持を受けていました。日本ではまだまだ利用が本格化していないコンテナや、Infrastructure as Codeなどの技術に関して、もはや採用は当たり前と言わんばかりの米国の現状に、軽くショックを受けました。これも本場に乗り込まなくては実感できないことです。
また、目立った最先端技術としては、AI/機械学習(ML)のサービスです。文書検索、不正検知、コードレビューなどのAIサービスや機械学習のプロセスを効率化する「Amazon SageMaker Studio」等のわくわくするアップデートが数多くありました。今後はAIや機械学習が、SIerやインフラエンジニアの既存のサービスにさらに組み込まれていくことが予想されます。AIや機械学習がエンジニアの基本スキルとなる日もそう遠くないかもしれません。
インフラ屋の私の視点で気になったのは、AWSが独自開発したGraviton2 Processorを採用したEC2インスタンスの発表です。Graviton2ベースのインスタンスはシステム特性に合わせた3種類が提供され、より最適なインスタンスを選択できるようになります。近年の流れはサービスの細分化が進んでおり、それがインフラストラクチャ開発の分野でも押し進められてきています。
また、日本ではケーススタディーが十分に集まってから、クラウド活用を始める傾向にありますが、米国では率先して最先端の技術を導入し、使いながら問題を解決してクラウド導入を前進させていくという力強さを感じました。
自分のシステム開発に生かせるハンズオンラボやワークショップとは?
参加可能なセッションは、3,000以上という膨大な項目から選択することができます。そしてセッションの多くは会場参加者との対話を盛り込んだ進め方が多く、日本のイベントの差を感じました。インタラクティブなセッションは、具体的でわかりやすいこともさることながら、参加者は自分のシステム開発で活用することを前提に参加することができます。参加者も講演者から新たな知見を得ようと貪欲に取り組んでいました。
また、このイベントでは、ハンズオンラボやワークショップも併設されています。ハンズオンラボではサービスチケットが配られシナリオに従って自分の試したいサービスを演習形式で学習できます。ワークショップは少人数グループに分かれてグループワークをする形式です。どちらもAWSのエキスパートの支援を受けながら演習でき、手軽に経験を得られる素晴らしい取り組みです。基調講演で発表された新サービスや、セッションで気になったサービスをすぐに試せるのも多くのエンジニアを惹きつける理由だと感じました。
なお、ワークショップはグループワークなので英語での会話が必要です。けっして英語が得意とは言えない私でも、ブラウザの翻訳機能とスマートフォンの音声翻訳アプリを活用することで、ワークショップをなんとかやり遂げることができました。言いたいことが伝わらず歯がゆい思いもしましたが、英語を話すことに怯え引っ込み思案になっていては、この貴重な体験ができなかったと思います。翻訳ツールがグローバルコミュニケーションのハードルを下げてくれたおかげだと実感しました。
セッションの後もモチベーションが落ちない秘密とは?
日本だと、セッションが終わったらそそくさと自宅に帰るというのが当たり前です。でも本場のイベントはセッション終了後がむしろ本番と言えるのかもしれません。色々なテーマのネットワークパーティや催し物が用意されていて、人脈づくりだけでなく、常に刺激を与えられます。日本ではなかなか見ることができないドローンショーのように、エンターテインメントとテクノロジーが融合したショーも多くあり、自分たちも最先端技術を使いこなし、人を魅了するショーをやってみたいという気持ちにさせます。
このように、朝早くから夜までイベント続きで肉体的にもタフです。また、情報量も多く頭脳にもキツイのですが、数多くのエンジニアが一堂に会して切磋琢磨している姿を見るのは強烈な刺激を受けます。現地で体全体に受けたエネルギーは、私のエンジニアとしてのモチベーションを十分すぎるほど高めてくれました。
帰国後、復習のために見た動画では、現地で感じた期待感や雰囲気といったものは、伝わってきません。たとえ、クラウド未経験のエンジニアであっても、このイベントへ参加できれば、きっとクラウドの導入にかける情熱に火がともると思います。
帰国した後、日々の業務のなかで思うことがあります。
世の中では、様々な革新的な技術が生まれ、デジタルトランスフォーメーションの名の下、そのメリットを享受できる環境が徐々に整いつつあります。
一方、現実のお客様は最新技術の導入に慎重になっている場合が多い。そこには検討するための知識がなかったり、現行システム維持をする方が費用は安かったりなど、様々な理由があります。
しかし、お客様が新しいチャレンジに踏み出し成功につなげるためには、我々エンジニアが日々新しい技術の引き出しを増やし、より多くの経験を積んでお客様からの要請に応えられるようにしなければなりません。私は、「AWS re:Invent」への参加から、日々新しくなるサービスに対してアンテナを広げることの大切さを学びました。
世界最先端の場で、素晴らしい体験を!
さて、私の体験した「AWS re:Invent 2019」の凄さは伝わりましたでしょうか?
AWSのサービス群に精通していない上に英語でのカンファレンスだったので、当初は不安がありました。「学習型カンファレンス」を標榜する本イベントにはそんな心配もまったく無用でした。
「AWS re:Invent」の場で発表されるサービスは世界で初めて公開されるのですから、皆が初心者です。ただ真摯に学習すればそれでよいということが理解できたのが一番の収穫だったのかもしれません。
2020年の「AWS re:Invent」は既に11/30~12/4に開催されることが予告されています。もしあなたがエンジニアなのであれば、是非参加されることを強くお勧めします!そこには素晴らしい体験が待っています!
そして最後に、ラックでも基幹システムのクラウド移行へのご相談も受けております。このイベントのことについてでも結構ですので、お気軽にお問合せ、ご相談いただけたらと思います。
基幹システムのクラウド移行に関するお問い合わせ
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