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システムアセスメント部の山崎です。
6/8(水)に、幕張メッセ「Interop Tokyo展示会場」内で、セキュリティコンテスト「SECCON 2016」事業開始式がおこなわれ、マスコミや後援の政府機関、協賛企業など約60名が参加しました。これにて今年度のSECCONが始動となりました!
簡単にこの式の模様をお届けしたいと思います。式では、まず、主催者と後援の政府機関の挨拶があり、その後で、今年度の「SECCON 2016」の開催概要が発表されました。
開催概要の説明では、最初に、SECCON実行委員長の竹迫良範氏から昨年の振り返りがありました。昨年度の「SECCON 2015」は、65ヶ国から累計3,343人が参加した、日本最大の「ハッカー大会」となりました。国際大会には、日本から8チームと海外から10チームが参加し、東京で世界レベルのハッキング対決が繰り広げられました。今年度の「SECCON 2016」では、全大会で累計4,000人の参加を目標とすると宣言がありました。
続いて、中島明日香さんから「CTF for GIRLS」の紹介がありました。セキュリティ技術に興味のある女性が気軽に参加できるコミュニティを目指すということで、2014年に始まり、現在までに4回のワークショップが開催されています。今年度も2回のワークショップと、CTF大会の開催を目指します。第5回のワークショップは、人気のため、募集開始から3日間程度でほぼ満席となってしまったようです。続く、第6回のワークショップは、12月16日に「暗号・ステガノグラフィ」をテーマに開催予定です。
次に、前田優人さん・清水郁実さんから「CTF for ビギナーズ」の紹介がありました。SECCON決勝大会に出場する学生メンバーが中心に運営する、学生・社会人を問わずに参加できる、初心者向け(ほんと?)のCTF勉強会です。今年度は6回の開催を目指しており、うち、東京で開催される1回はスポンサー企業を優先して開催されるとのこと。
「SECCON 2016」全体の開催スケジュール(予定)は以下のとおりです。
SECCON 地方大会・決勝大会
初心者向け勉強会 CTF for ビギナーズ
女性限定ワークショップ CTF for GIRLS
今年度のSECCONの特色として、地方大会(九州、横浜、大阪、福島)の参加資格がすべて学生(福島大会では学生・18才以下)となったことが挙げられます。社会人が決勝大会へのキップを手にする機会は、12月のオンライン予選のみとなりました。そして、決勝大会も、学生・社会人入り乱れて同じ2日間を戦うスタイルに戻ることになりました。
また、本日より「SECCON 2016」のWebページがオープンしました。ハードウェアを対象にしたCTF競技をおこなう「SECCON九州大会」などの募集が始まっています。ご興味がある方は、早めのお申し込みを!
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