視覚障がいの学生の方とお会いしました

人材開発・教育

外谷渉

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以前、私のブログを読んでくださった視覚障がいの学生の方からお問い合わせをいただきました。進路としてソフトウェア開発を考えていらっしゃるということで、プログラミングする際のスクリーンリーダーの活用方法や、普段の仕事の進め方などについてメールで情報交換をしていました。その中で「情報処理技術者試験を点字受験してみたいけれど、点字の過去問が入手できず、雰囲気がわからない」というお話を伺いました。この点は私自身、いつも突き当たる課題で、一度受けてみるまで実際点字でどのように出題されるのかわからないという体験を何度もしてきました。「実際に点字の問題を一度も見たことないとイメージがわかないだろうなー」と思いつつ、言葉で問題の出題方法などをお伝えしていたのですが、丁度そのころ、情報セキュリティマネジメント試験を受験しました。その際に問題を持ち帰ることができたため、今回その問題冊子を参考として提供することとしました。

そんなわけで、「せっかくお会いするなら食事でも」ということで、先日仕事帰りに、セキュリティマネジメント試験の問題冊子を渡しつつ、食事をしてきました。1時間少々の時間でしたが、参考になるような話ができたかは疑問ではあるものの、私としては今時の就職活動の様子がどうかなども伺えて楽しい時間を過ごすことができました。

視覚障がいがあっても、同じような仕事を目指す方・実際に仕事をされる方が増えて、お互いに有用な情報交換ができる環境が充実すると嬉しいなと思っています。今回改めて、私としても、そのために体験やノウハウなど提供できる情報は積極的に発信していきたいと感じました。

視覚障がいの学生と外谷

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