ラック、長崎県サイバーセキュリティに関する相互協力協定締結
~長崎県、長崎県警を含む14機関が連携し、県下の安心安全なサイバー空間の実現を目指す~
2017年1月25日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は2017年1月24日、長崎県、長崎県警を含む14機関による「長崎県サイバーセキュリティに関する相互協力協定(以下、本協定)」を締結しましたのでお知らせいたします。
2016年9月15日に警察庁が発表した広報資料「平成28年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、サイバー空間における犯罪の検挙件数および相談件数は引き続き増加傾向にあり、標的型の攻撃や不正侵入、不正送金などの被害もまた高い水準で推移しています。特に地方では、都市部に比べサイバー犯罪に対する認知度が低く、インターネットを介したサイバー犯罪が地理的な制約を受けないことから、大きな課題となっています。
ラックは、本協定の締結により長崎県下のサイバー空間の脅威に関する情報共有、技術的支援、人材育成、および社会全体の意識向上に向け、相互理解による高い信頼と協力関係に基づき、安心安全なサイバー空間の実現を目指します。
本協定の締結による連携、協力の主な内容は以下のとおりです。
- サイバー空間の脅威に関する情報の共有
- サイバー空間の脅威への対処に係る技術的支援
- サイバー空間の脅威に対処できる人材の育成
- サイバー空間の脅威に立ち向かう社会全体の意識の向上
- その他協定機関が必要と認めるサイバー空間の脅威に関すること
本協定を締結する14機関は以下のとおりです。
- 長崎県商工会議所連合会
- 長崎県商工会連合会
- 長崎県中小企業団体中央会
- 公益財団法人長崎県産業振興財団
- 一般社団法人長崎県情報産業協会
- 西日本電信電話株式会社長崎支店
- 株式会社ラック
- トレンドマイクロ株式会社
- 国立大学法人長崎大学
- 長崎県立大学
- 長崎総合科学大学
- 独立行政法人国立高等専門学校機構佐世保工業高等専門学校
なお2017年1月24日に、「長崎県サイバーセキュリティに関する相互協定」締結式が行われました。
ラックは、サイバー空間において発生する犯罪行為の未然防止と、被害の拡大を抑える取り組みとして、産学官連携を強化することで、健全なIT化社会の発展に寄与してまいります。
参考情報
警察庁発表「平成28年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(2016年9月15日付)」
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2016年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、2015年に続き2年連続で「2016 ジャパン マネージドセキュリティサービス プロバイダーオブザイヤー」を受賞しています。
* ラック、LAC、JSOCは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。